ノーカーボン用紙とは?
今回は複写伝票に使用される「ノーカーボン用紙」についてご説明いたします。
「ノーカーボン紙」には、元から色素の入った微細なカプセルと顕色剤が塗られている用紙です。用紙を重ねて記入した際に圧力がかけられ、カプセルが割れて中の発色剤(色素)が下の顕色剤と反応します。この反応によって記入した部分が発色し、複写される仕組みです。
上用紙には発色剤入りのカプセルのみ、下用紙には顕色剤のみ、中用紙にはカプセルも顕色剤も塗られています。
これらの用紙を順番に重ねることによって、書いた文字が複写されます。
カーボン紙を挟む必要がない(=ノーカーボン)、特殊な用紙です。一般的な紙にカーボンを挟む工程が無いため、その分お安く短納期にてオリジナルの伝票が作成可能です。
現在カーボン式の伝票をお使いのお客様も、ノーカーボン用紙の複写伝票を一考してみてはいかがでしょうか?